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金融機関が、中小企業への融資や貸し付け条件の変更等を行う再、提出される決算書や経営計画に何を求めているのでしょうか?
金融機関は融資判断にあたって、企業をどのように評価しているのでしょうか。
融資判断の基本として、その企業の格付け(自己査定)を行います。まず融資先から提出された決算書の数字に基づいて評価する定量的分析を行います。
この定量的分析をベースにして定性的分析を加味します。定性的分析では、定量的分析に表れていない、その企業の強みとして将来的に定量的要因が改善される要因を評価します。
では、決算書については、具体的にどの様な点を見ているのでしょうか。
金融機関の自己査定の中で、決算書の数値が正しいかどうか確認していきます。例えば、資本金や借入金、売掛金などの本当の価値はいくらなのか、不良債権が含まれていないかなどをチェックします。
このような不良債権の有無のチェックが一番大きな作業になります。増減の激しい項目、特に未払金や仮払金については、その理由が確認されます。
現在のような、どの企業も売り上げが厳しい環境では、売り上げについてはどのような見方をされるのでしょうか。
売上減少の理由が、単価の下落なのか、数量の減少なのか、あるいはその両方なのかを聞かれます。聞かれる前に経営者側から積極的に説明すると金融機関からは好印象を持たれるようです。
経営者自らが、売上減少の要因とその対策をきちんと説明できる企業は、経営数値が改善されてくることが多いと見られています。
企業から提出された経営計画については、どこをどのように見ているのでしょうか。
定量的な観点からは、利益から生み出されるキャッシュフローで10年以内に借入金が返済できるか、それが予想の貸倒引当金・損益計算書に反映されているかという点を見ています。売り上げについては、数量と単価のどちらを改善の柱に持っていくのか、それが市場性に照らして妥当なのかが確認されます。
経営計画では、返済に必要となるキャッシュフローを生み出すためには、現在の利益率ではそれだけ売り上げが必要となるのか、そのために打つべき対策は何かを積み上げたものが求められています。計画内容そのものに実現性があることが大前提ですが、計画の実現に経営者と従業員にやる気と覚悟があることも重要です。
金融機関の経営支援はどのようなものでしょうか。
経営者は、毎月の経営の結果を見返して、それが予定通りでなければ、なぜそうなったかを分析し、その対策を実行し、金融機関に報告することが求められます。
月次ベースで自社のことに興味を持ち、実績に対して原因分析をして、その対策を金融機関にしっかりと伝えてください。
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